SOEIホールディングス

機械撹拌工法

多様な撹拌機構により、
様々な地盤の改良に適用できます。

セメント系のスラリーと軟弱地盤とを混合処理機を用いて攪拌混合する施工方法です。

所要強度が確実に得られ、圧密沈下がなく、耐震性にも優れ、広い範囲に適用でき、信頼性が高い工法です。

ソリッドキューブ工法

ソリッドキューブ工法は、バックホウの油圧を動力源とした専用バケットミキサーにより、土と固化材液(セメント系固化材+水)を効率よく撹拌混合し、改良体を立方体に築造する地盤改良工法です。

ソリッドキューブ工法の特徴

本工法の特徴は次の5つが挙げられ、品質・コストともに優れた地盤改良工法です。

  • 建設残土の発生が少ない
    ラップルコンクリート工法と比較すると、残土の発生は少なく抑えられます。また、余剰土をあらかじめ掘削排土することにより固化材混じりの残土は発生しません。
  • すべての施工パスで支持地盤を目視判別する
    壺掘りまたは溝堀りを行い、支持地盤の土質を確認できます。
  • 専用バッケトミキサーで高品質な改良体を築造する
    固定翼により共回りを防止し、効率的な撹拌混合を行います。
  • リアルタイムに改良土の撹拌混合状況を確認できる
    運転席モニターに撹拌混合状況(電気比抵抗値)、撹拌混合回数、撹拌軌跡を表示できます。
  • 専用の試料採取装置により、未固化土を複数深度から採取できる
    任意の場所や深度から、試料採取が可能です。

ウルトラコラム工法

セメント系固化材スラリーを用いる機械撹拌式深層混合処理工法です。独自形状の十字型共回り防止翼を有する掘削ヘッドを採用し、粘性土地盤などで問題となる、土の共回り現象による撹拌不良を低減。また施工直後にコラムの比抵抗をミキシングテスターで測定し、撹拌状況を確認することで、高品質のコラムを築造できます。

GIコラム

セメント系固化材のスラリーを吐出しながら地盤を掘削撹拌することで、柱状の地盤改良体を築造する機械撹拌式深層混合処理工法です。工法の特徴は外側に縦板を設けた上下2段の撹拌翼を傾斜を逆にして取り付けた掘削撹拌翼を用いていること、および独自に開発した施工管理装置と施工支援システムにより、リアルタイムで施工状況を管理・確認できることです。

GIコラムの特徴

  • 小型軽量で適正なコラムの造成
    小型軽量の施工機でコラム径Φ800~Φ1,600(施工機種による)の改良体を造成できるので、小規模な現場や市街地の狭い現場でも施工可能で工事の作業性・経済性が向上。
  • センターホールタイプスピンドルによる施工範囲の拡大
    最大改良長20m(施工機種による)がロッドの継ぎ切り無しで施工可能であり、コスト縮減・工期短縮・環境負荷低減が可能。
  • 高精度の施工
    リーダを前後左右に微移動して鉛直性の確保が可能。貫入速度、撹拌翼回転が任意に調整でき、土質の種類や硬軟、高配合量にあった速度での施工が可能。
  • 安全性の向上
    従来機に比べ、施工機が軽量コンパクトであり、施工時の地耐力に対する安全性が高い。
  • 施工管理装置・施工支援システム
    撹拌翼の回転数やミルクの注入量をリアルタイムで表示。
    デジタル表示の深度計、昇降速度計、傾斜計を装備。
    施工支援システムにより、必要な情報を速やかに取得可能。

DCS工法(相対撹拌式深層混合処理工法)

信頼度・精度・工程短縮・経済性-今、最も優れた品質の得られるセメント系深層地盤改良施工システムです。

DCS工法の特徴

  • 大口径Φ1,000~Φ2,500mmコラム
  • 側面吐出構造による効率的な施工
  • 優れた混合撹拌力
  • 地盤のつれ回り、共回り現象を防ぐ
  • ばらつきのない品質
  • N値30以上の強固な地層にも対応
  • 優れた鉛直性能
  • 硬質地盤への対応(硬質地盤用)

DCS工法の用途

構造物の基礎として

防波堤基礎/護岸基礎/岸壁基礎/橋脚基礎/人口島基礎/タンク基礎/建築物基礎/擁壁基礎/盛土基礎/河川築堤基礎/液状化防止など

仮設的用途として

止水壁、山留め壁、アップリフト対策、杭の側面拘束、地中切梁など

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